<ぶらり貴船>
<貴船神社>
全国に約450あるといわれる貴船神社の総本社でもあります。
地域名に貴船(きぶね)というものがありますが、この貴船神社には、
水の神様が祀られているので、「船」は濁らずに「きふね」と発音します。
「貴船」という名前は、神武天皇の母親が、黄色い舟に乗り、貴船川をさかのぼり、
この地へ上陸し、水神を祀ったという伝説が由来となっています。
奥宮境内には、黄色い船が小石に覆われた「御船型石」も見られます。

※久しぶりにリフレッシュできました!
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二の鳥居 |
『貴船』は『黄色い船』に
由来しているともいわれている。
他に、神代の昔、玉依姫が貴船山に降臨し
鎮座したのが神社の起源であるという伝説もあるらしい。

本宮参道 |

貴船神社(本宮) |
古くから水の神様として
信仰を集めていた貴船神社では、
晴天を願う場合は、白馬を奉納し、
雨を願う時は黒馬を奉納していた
と伝えられています。
これらのことから、
貴船神社は絵馬発祥の社としても知られています。 |

御神水 |
全国に"名水"といわれる湧水はたくさんあるが、
水を司る神を祀る貴船神社の御神水こそ、
"本物の名水"であると称されている。
真夏にはとても冷たく暑さを和らげて渇きを潤し、
真冬には不思議なぬくもりをもつ弱アルカリ性の水で、
これまでに一度も枯れたことがない。
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天の磐船 |
この石は長さ約3m、重さ約6tといわれており、
貴船の山奥で産出したもので、
この場所に移されたとされている。
船は人と人を結ぶ交通機関であることから、
縁結びの信仰と関係があり、
また、神様の乗り物として神聖化されていたようで、
貴船神社と船との関係は深い。 |

つつみが岩 |
貴船特有の貴船石。
古代の火山灰堆積の模様を表す水成岩で、
紫色に輝き、色調・形状ともに秀でた名石。
大昔、貴船・鞍馬は海底火山であったことが
たくさんの化石から証明されている。
枕状溶岩もそれを証明するひとつで、
海底火山の活動によって流れ出した溶岩が
海水で冷やされ固まり、
これがいくつも重なって枕状になる。
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奥宮(本殿) |
貴船川に沿って一番奥にある神社。
この地は貴船神社がもともと最初にあった場所。
5世紀の初めに、日本の初代天皇である神武天皇
の母とされる、玉依姫が大阪から
黄色い船に乗って淀川や鴨川、貴船川を
さかのぼってたどり着いたところ。 |

御神木の桂 |
根元からいくつもの枝が天に向かって伸び、
上の方で八方に広がっている。
まるで御神氣が龍の如く
大地から勢いよく立ち昇っている姿に似て、
貴船神社の御神徳を象徴し、
まさに御神木と仰がれる由縁である。
貴船は古くは「氣生嶺」または
「氣生根」とも書かれていた。
大地のエネルギー「氣」が生ずる山、
「氣」の生ずる根源の地という意味である。 |

相生の大杉 |
同じ根から生えた2本の杉の大木が
ぴったりと寄り添っている。樹齢1,000年の名木。
「相生」は「相老」に通じ、
その寄り添う姿が仲睦まじい老夫婦の姿にたとえられ、
夫婦円満の象徴として親しまれている。
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連理の杉 |
「連理」とは、
別々の木が重なって一つになるという意味で、
夫婦、男女の仲睦まじいことをいう。
この御神木は杉と楓が和合したのもので、
非常に珍しい。
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